後ろ向きな理由で辞めるやつは絶対成功しない!!
photo by http://career-theory.net/quit-company-5631
今日はちょっと日記みたいに。日々の想いを書いてみました。
ある日、平凡な、いたって普通のサラリーマンから言われたこと
正確には「後ろ向きな理由で辞めてそのあと成功したやつは見たことない」って言われました。
ここから長〜い前置き↓↓↓ とばしちゃってくださ〜い!
そう私に言ってくれたのは、社員5人ほどの不動産会社で働くいたって平凡なサラリーマンで、私が「社会人の先輩として」本当に好きな人なんですけど。イトウさんっていうんです。私はイトウ氏って呼んでるんですけどね。その人の奥さんが妊娠したらしく、奥さんも一緒に、みんなで3ヶ月ぶりくらいにご飯に行ったんです。
結構直近の3ヶ月って私にはすごい大きな変化があって。あとで振り返って人生の転機になってればいいなって思うんですが。まぁそれはわからないですね。それでも3ヶ月前は当然大学を卒業する前提で就職活動をして、内定もらって。でもいろんな人との出会いでwebやマーケティングの知識身につけようと思って、勝手に休学を決意し、内定先も断り、と。本当に色々あって、だから話す内容もたくさんあったんですよね。
私は自分自身を本当に頑固で気が強いから、1回決めたら結構とことん突き詰めたいタイプだと思ってます。でも人同じことはやりたくなくて、なんとなくできそうと思ったら起業してみたり、それで簡単に失敗したり。でもまた復活したり。なんか本当行き当たりばったりの人生歩んできたから、ぶっ飛びすぎて悩んだ時はイトウ氏に「常識」を教えてもらっていました。
全然バカにしてるとかじゃなくて、彼も彼なりに家族にも仕事にも恵まれてすごい幸せな人生歩んでいるけど、本当に普通なんですよね。夜の仕事をしていたせいか、周りが気づいたら経営者とかばっかりで。経営者なんてまともな人ほとんどいないですよ。どこかに尋常じゃないくらいすごいこだわりがあったり、お金の使いどころがいまいちよくわかんなかったり、人と見る視点が真逆だったり。だからこそ素晴らしい経営者になれるんだろうなって思うんですけど、まぁぶっ飛んでますよね。みなさん。
そういうのに慣れてしまったから、イトウ氏がくれるアドバイスが本当に「一般常識」に聞こえちゃって、いつも「あーね。」って流してました。常識をわきまえてるってすごいことなんですよね。
それで、就活の話になって、私が「全部断った〜。休学して1年修行するわ〜」って言ったら意外にも「いいじゃん!」って言ってくれたんですよね。正直驚きました。絶対「やめたほうがいいよ」とか「社会に出てから学べることたくさんあるよ」って言ってくるかと思ったので。
「なんで?」って聞いたら、「やりたいことがあって辞めるなら全然いいと思う。前向きな気持ちで辞めた人は俺の周りでも結構成功している」と言ったんです。
そう言われた瞬間、すごいサァーって心がなんっていうか軽くなったというか浄化されたというか。共感しました!そしてそのあとに「後ろ向きな理由で辞めてそのあと成功したやつは見たことない」って言ったんですよね。
ここまで前置き〜
前置きがめちゃくちゃ長くなったんですが、私なりに
後ろ向きな理由で辞めるやつは絶対成功しない
理由を考えてみました。
「辛い」「しんどい」という気持ちで辞めたら、一生その辛さは超えられないから
こう言うネガティブ?な気持ちで物事を辞める人が大半だと思います。仕事にしろ、学校にしろ、なんでも。私もそういう人たちをたくさん見てきました。辞める・辞めないは自己判断なので、それはしょうがないと思いますが、私は「辛いから」っていう理由で辞めたことは多分ないと思います。多分ですよ。ちょっと考えましたが、やっぱりないと思います笑。
- 仕事
最近はよく「ブラック企業」とかいうワード、ニュースでよく聞きますよね。あまりにもハードワークで過労死したり、残業代がつかなかったり、休みが全く取れなかったり。いろいろ問題はあると思いますが、私は結構「甘え」の部分も大きいなって思うのが持論です。
もちろん、ちょっとニュースになったある居酒屋さんの異常な労働時間はありえないですよ。あれは甘えとかいうレベルを超えて、本当にブラックだと思います。絶対に会社側が悪いと思います。ただ、例えば「労働時間が長い」とか「休日出勤が多い」とか、そういう理由で会社を辞める人増えてますよね。
統計で示すとこんな感じです。
出典:http://raorsh.com/risyokuritu
- 1年以内離職率・・・12.2%(平成26年度就職者)
- 2年以内離職率・・・22.8%(平成25年度就職者)
- 3年以内離職率・・・32.3%(平成24年就職者)
大学卒の離職率は他の学歴に比べると最も低いですが、それでも10人に3人以上が会社を辞めます。
離職の理由として、以下のことがあげられます。
- 思っていた仕事と違った。やりがいがなかった。
- 給料が低かった。
- 会社の環境になれなかった。
- 職場の人間関係がつらい。
正直、ここに挙げられている理由の全部が私は「甘い」と思ってて。私も紛いなりにもアルバイトを4年続けてきたから言えます。アルバイトの仕事でさえも、4年やってても日々トラブルに追われ、知らないことを知り、できることが少しずつ増えてくのに、社員の仕事がたった3年やそこらで身につくはずがないと思います。
私の母親は美容師なんですが、よく「美容師が人の髪をまともに切れるようになるまで10年はかかる」って言ってました。言い方を変えると、10年間はずっと下積み期間。それが耐えられない人が辞めていくそうです。
だから、もちろん個人差はあるけど、新卒で入社してたった3年くらいの人がそんな大した仕事できるわけないし、仕事も1人前にできないやつに高い給料なんて与えませんよね。それを自覚している人もいるだろうけど、きっと多くはその現実を認めたくなくて、いろんな後ろ向きな言い訳をして辞めていくんですよね。
そしてもう1つ私が実際に就職活動をして思ったのが、日本の学生は「就職」じゃなくて「就社」してるなって感じました。これは以前本で読んだことがあったんですが、まさに身をもって体験しました。
本来「就職」ってつまりそのまま「職に就く」わけですよね。やりたい仕事があるって、その仕事ができる環境がある会社を選ぶんですよね。特にそれが顕著なのは医者とか看護師とか税理士とか弁護士とか。資格を持つ人はその仕事がしたくて、必死で勉強して資格を取って、病院なり弁護士事務所なりに「就職」するんですよね。だから多少辛くても最初の数年は下積み期間、仕事を覚える期間だと思って頑張るんだと思います。
その一方で、いわゆる「総合職」とか「一般職」とかの職種につくような会社を選ぶ人ってやっぱり「就社」してる人が多いような気がします。絶対にやりたいこと、好きな職に就いていたら、会社の環境に慣れなくてもなれるように努力するだろうし、人間関係が悪くても我慢できますよね。極論だけど、好きなことのためだったら何十時間勤務を強いられていても、我慢できますよね。
そういう「就社」した人が後ろめたい気持ちで会社を辞めて、次の職場に行っても、最初の「辛さ」を超える「辛さ」に出会った時に絶対立ち向かえませんよね。そしてまた逃げるように辞めて。その繰り返しな気がします。だから自分の耐えられる「辛さ」の限界ラインがだんだん下がってきて、しまいには楽して稼ごうってなっちゃうんじゃないかなって思います。楽して稼げる仕事なんて絶対ないです。
- 学校
学校も「辛さ」を理由に行かなくなる人いますよね。その辛さの背景にも色々あって、いじめが原因だったり、「行く意味がわからない」「今日価値がない」という謎の疑問だったり。
いじめに関しては、私はいじめられたと自覚する経験がないのでわかりません。いじめた自覚もないけど、もしかしたらどっちかというといじめる側の立場には近かったかもしれないです。
そういう立場で言うのもアレですが、絶対的にいじめる側が悪いです。これは間違えないです。ただ、いじめられる側にも何らかの原因があるのも事実で、それから逃げるために不登校になったり転校したりしますよね。それってすごい後ろ向きな感情だと思います。
結局そういうネガティブな思いで転校したって、状況って一向に変わらないですよね。仕事と同じで、自分が耐えられるいじめのレベルっていうのがだんだん下がっていって、結局弱い、逃げてばかりの人生になっちゃう気がします。仮にお金を稼ぐっていうのが1つの「成功」の基準だとすると、そんな逃げてばかりの人のところにはお金は巡ってこないし、呼び寄せることもできない気がします。
前向きな気持ちでの「休学」という選択
そんなこんなで色々あって、「休学」っていう選択で自分自身納得したわけだけど、まさしく「前向きな気持ち」で決めました。20代前半の1年という時間を休学することで稼いで、その期間で今後やりたいことができた時に絶対に役に立つ「スキル」を身につける、”武装”しようと思ってます。
こんな偉そなこと言ってるけど、今はまだまだやっていることがこの”武装”につながっているのか半信半疑だし、怖さもあるけど、ポジティブな気持ちで全部「辞」してきたから、逆に前に進むしかないと思ってます。もちろん成功したいので。
だからこそ、後ろ向きな気持ちとはちょっと離れるけど、「後ろめたさ」とかを残したくない。そのために今休学に反対する母親を全力で説得しようと思っているし、今まで秘密にしてきた「後ろめたいこと」も全部話した上で、やりたいことをやろうと思います。母親の助言の通りに人生歩んでも間違いではないとは思います。でも私は「両親の期待を裏切りたくない」とか「両親を心配させたくない」っていう感情はある意味ネガティブな感情だと思ってます。だからしっかり「やりたいことをやるために、大学を休学します」ということを伝えたいなと思います。
最後に
でも実際のところ、挫折を味わった経験をバネに飛躍的に成長するパターンって多いですよね。挫折ってことは、私もこの選択をしたこと、後悔するっていう意味での「挫折」が訪れるんじゃないかなってちょっとビクビクしてます。が、今は生きたいようにいきます!!
みんさんも、ぜひ前向きな気持ちで「辞める」決断をしてみてください。時間はかかっても必ず成功する日がくると思いますよ!来てもらわないと困りますけどねww一緒に頑張りましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!!!ブックマークよろしくです!!