19歳で倒産に追い込まれた忙しい女子大生のおしながき

最近夜職を卒業しました。(借金返済しました。)

借金300万円を19歳の女子大生がどうして自力で返済することができたのか

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 こんにちは。最近、実は母親に今まで秘密にしていたこと、全部暴露してやりました。自分が19歳の時に起業して、廃業、その後借金を背負って夜の仕事を含めめっちゃ働いて稼いで、全額自力で返済したこと。

 

 墓場まで持って行こうと思っていたことを含め、大方のことは正直に伝えました。全部暴露しようと思ったきっかけはまぁ色々あったんですが、今母親と少し揉めてて。それも落ち着いたらまた記事にしたいと思っています。

 

 私は東京に住んでで、母親は実家に住んでいるので直接話すことはできません。また、電話越しだと気の強い母のペースに飲まれると思ったので、5065字、A4レポート4枚にして母に提出しました。一応読んでもらえたみたいなんですが、今週末に母が東京に襲来するので、またいろいろ怒られるんだろうなぁってビクビクしているこの頃です。

 

 まぁ前置きはこの辺で終えて、その300万近くの借金をどうやって返したのか、なぜ自力で返すことができたのか、詳しく思い出しながら書きたいと思います。

 

 借金を背負った経緯については、以前書いた

 

www.1919az.com

 

この記事を読んでいただけたら嬉しいです!

 

 

誰にも言えない

 最初はとにかく焦りました。学生、しかも未成年にとっての300万円って相当な額ですよ。今考えても。大学の年間の学費よりも高い。下手したら日本で大手企業って言われるような会社でも、社会人1年目の年収より多いですよね。

 

 それまでの18年間ぐらいかけて貯金してきた「100万円」をただ純粋に増やしたいって思いだけで始めたことなのに、まさか3倍もの借金を抱えてしまうとは。

 

 通販サイトを始めようと思った動機も恥ずかしくて言えなかったし、その上大失敗してるんだから、もっともっと人には言えなかった。親になんてもっと言えない心情でした。だから自分ができる限りのことをやって、なんとかバレないうちに完済しないととは思ってました。

 

 

 

信販会社でのバイトが役立った

 これは本当に今でも信販会社でバイトしていてよかったって思います。直接的な業務が役立ったわけではないんだけど、「お金の知識」がバイトを通じて多少学べていたことが、本当に役立ちました。

 

 当時から私はクレジットカードを5枚持っていたんですが、通販サイトでかかった費用は、だいたいカードで支払っていたので、支払日までに1~1ヶ月半くらいの猶予があありました。だからできる限りカード払いしたものは、「後から分割」みたいな機能で分割払いのMAXの回数を選択していました。

 

 また、一部のカードは「後から分割」っていう機能がなく「後からリボ」の機能しかついてないものもありました。そこで安易にリボ払いで毎月の支払額を最小限の金額に設定しなかったのが、早く返済できた要因の1つだと思います。

 

 というのも、リボ払いは本当に怖いです。月々の返済額を1000円くらいから設定できたりしますよね。こんなのやってたらいつになっても完済できません。それにたぶん月々1000円を繰り返して仮に完済できたとしても、まぁその借金の額によるけど3割ぐらいは利息分かもしれません。下手したら借り入れの額によると、完済後に振り返ったら半分くらいは金利分っていう可能性もありえないケースではないかと思います。

 

 

 以前この記事を書いた時にも言ったんですが、、。

 

www.1919az.com

 

 日本には利息制限法という法律があって、

金銭を目的とする消費貸借上の利息の契約は、その利息が次の利率(単利。以下「制限利率」とする。)により計算した金額を超えるときは、その超過部分につき無効である(本法1条1項)。

  • 元本が100,000未満の場合 年2割(20%)
  • 元本が100,000円以上1,000,000円未満の場合 年1割8分(18%)
  • 元本が1,000,000円以上の場合 年1割5分(15%)

出典:利息制限法 - Wikipedia

 

 

上記のような内容の法律です。ここの規定の金利を超えて請求され、払ってしまったものとかを返してもらうために「過払い金請求」とかっていうのが少し前までよく ありました。

 

 私は所詮アルバイトの身分なので、そこの部分は詳しくはわからないんですが、うちの会社も一時期はこの過払い金請求の対応に追われて赤字続きだった時期もあるみたいです。今は日本のメインバンクのフィナンシャルグループの傘下に入ったので、クリーンな経営をしていますよ!!!

 

 クリーンな経営のためには、この「利息制限法」を守ることが最も最優先ですよね。だから私たちの会社では金額にかかわらず、どの契約においても実年金利が15パーセントを超えないように、毎度毎度徹底して、手計算で金利のチェックをしています。

 

 こういう知識があったから知っていたんです。リボ払いがこの利息制限法ギリギリのラインの金利であることを。もちろん月々の支払い金額、借入額、期間、回数にもよりますが。だからこそリボ払いだけは絶対にダメだなと思っていました。

 

 でも実際のところ、そんなこと言ってられないぐらい資金繰りがやばかったので、リボ払い使いましたよ!!でも月々の支払い金額を「1000円コース」とか「1万円コース」とかにするんじゃなくて、5万円とか10万円とかできるだけ支払いが苦しいけどなんとか頑張れそうぐらいのラインで設定してました。だからそこまでの期間をかけずに支払いを終えることができました。

 

 また、リボと大して変わらないかもだけど、リボ使うぐらいならできるだけキャッシングを利用してましたね。初めてのキャッシングとかだと30日間金利かからないとかいうキャンペーンがある会社もあったので、そういうのを全力で活用してました。それに、リボってネット上でリボ変更の操作したりするだけだから、なんか手数料分借金を増やしている実感がわきにくいんですよね。でも一方のキャッシングは、実際にATMからお金を借りるので、現金を触る。なんかすごい罪悪感でいっぱいになって、借金をしてるんだっていう自覚が湧くんですよね。だからこそ絶対に金利がかからないうちに、30日間で返済しなきゃって思いにかられるというか。その罪悪感がむしろ良かったですね。

 

 リボ払いとかって1度リボ払いに設定すると、ある程度返し終えた後に残金を一括返済できなかったりする会社もあるので、本当に使わないほうがいいですよ!!

 

 

 

 

 

競馬で勝った

 競馬で勝っちゃったんです。「借金背負ってるくせに何競馬なんてやってんだ」って感じだけど、たまたま3連単が当たっちゃったんですよね。3連単って着順も、馬の種類も当てなきゃなんないから難しいけど、その分配当が大きいんですよね。それに1口100円から買えるから、本当どハマりしない程度にとどめておくことができるし、諦めもつく。その3連単が何度か当たって2~30万円になったので、返済を早めることができたのかもしれません。

 

 

 

夜の仕事がめっちゃ稼げた

 これが最も大きいですね。私が勤めていたのは「ラウンジ」と呼ばれる形態の夜の店で、ほぼキャバクラと変わらないですね。ただお客さんにお酒作ったり、タバコの日をつけたりしないぐらいかな。そこまで本気で夜職って感じの店ではなかったですね。でもラウンジのいいところって大体日払いでお給料がもらえるところなんですよね。だから、頑張った分がすぐに反映する。お金となって返ってくる。それがあったから何時間働いたらこれだけ稼げてっていう計画が立てやすかったっていうのはありますね。

 

 それに、ラウンジってキャバクラと違って私服で働けるし、ヘアメイクも自分でやるから、無駄に引かれるお金がないっていうのが魅力の1つでした。そういう夜感薄めなラフな環境が、あくまでも「借金返済のために働いてるんだぞ」っていう軸をぶらさなかった要因の1つかもしれません。

 

 

 

絶対に自力で返すっていう信念が折れなかった

 これが最も大きかったと思いますね。ぶっちゃけ、やっぱり今同じ金額の借金おったらどういう手段取るかはわからないですね。めちゃくちゃいろんなもの犠牲にしたし、辛かったから。

 

 本当に夜職以外にも、宅急便の配達、居酒屋、深夜の工場、いろんなバイトをしてなんとか返せました。今でこそいい思い出のように語れるけど、本当に本当に本当に大変でした。だから次に同じ状況にあったら、親なり友達なりに頼っちゃいそうな気がします。でも当時はやはり「恥ずかしい」「ばれたくない」って思いが強かったんでしょう。そういう思いが原動力となって、自力でなんとかしなきゃっていう信念が折れなかったのかもしれません。

 

 でもこの経験があったから、信念さえ折れなければ、時間はかかるけど自分なら必ずやり遂げられるという自信がつきました。

 

 

 

最後に

 本当振り返るとよく頑張ったなって、泣き虫弱虫な私がよくやったなって思いました。必死になると人ってこんな力出るんだなって。でもそもそも借金背負うような経営をしてしまったのがいけないんですけどね。そこのハンドル操作は間違えました、完全に。事故ですねww

 

 でもまた必ず起業したいって思いはあるので、次はしっかりマネジメント、マネタイズの知識をつけて、この大失敗を活かせたらいいなと思いますね!!

 

 ここまで読んでいただきありがとうございます!

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