19歳で倒産に追い込まれた忙しい女子大生のおしながき

最近夜職を卒業しました。(借金返済しました。)

夜職で1000人接客した私が独断と偏見で語るシリーズ③ また会いたくなってしまうお客様・男性の特徴って?

シリーズ第3弾です!!

www.1919az.com

http://www.1919az.com/entry/2016/08/22/001641

www.1919az.com

 

 実際に夜の仕事をしていると、毎日いろんな男性と出会います。それも多くはお酒を飲んで酔っ払っているので、正直「いやだな」とか「面倒くさいな」とか思う客が大半です。でもその中でも少数ですが、「またプライベートでもいいから会いたい」っていう人がいます。そんな少数派の特徴や性格をまとめてみました!

 

紳士的な人

 女性はちやほやされたい生き物だから、いくらこっちがキャストの立場であっても、お店で紳士的な対応をされたら嬉しくなります。例えば、お客さんの立場だけど、タバコを吸う前に一言「良い?」って聞いてくれたり、普通に自分の話を真剣に聞いてくれたり、あとは夜職でありがちな下ネタ系の話をぶっこんで来ないとか、いろいろあります。さりげない気配りができるとも言えますね。
 
 キャストの女の子側からしたら、酔ってる男性を相手にしているんだからおさわりとかチューとかしようとしてくる人が大半で、させてあげるかあげないかは別として、そういうのは当たり前だと多くの子は思っていると思います。でも、いかにそれを避けつつお店に来させるように引っ張るかっていうのが大事です。
 
 だからスマートになんでもできる方は、夜のお店に来るような人の中では数少ない貴重な存在なので、また会いたくなりますよね。女の子は意外と細かいところ見ています。
 
 

お金持ち

 夜の店で働く理由の多くは、「手っ取り早くたくさん稼ぎたい」ってことだと思います。だからお金を持っている人がお客さんとしてきたら、それこそ愛人になろうとか、パパとしてキープしたいとか思うのは当然だと思います。そういう意味で「また会いたいなぁ」って思います。
 
 

話が面白い人

 夜職で1番苦痛だったのが、話さない人の席に着いた時。こっちも仕事だから、場を盛り上げようと必死で話題を振るのに、「そう」とか「へぇ」とかで完結させちゃうお客さんがたまにいます。この時の時間の過ぎる遅さといったらもう半端ないです。
 
 そういう人がいる中で、よく話すし、しかも話の内容が面白い人は一緒にいてめちゃくちゃ楽しい気持ちになります。楽しいと時間が過ぎるのも早くて、別れが惜しくなり、「また会いたい」ってなります。
 
 

ケチじゃない人

 よくあるのがお会計に文句をつける人。たまにいます。確かに夜の店で気をぬくと、すぐにお会計がハンパない金額になっちゃいますからね。そういう状況でたまに「高すぎる」と文句をつけるお客さんがいます。そういうのを見ていて、「夜の店に来てあれだけ飲んだんだから、しょうがないじゃん」って心の中で思ってます。やっぱり地域によって相場とかも大体決まっているのに、自分たちがリサーチしてないだけで会計の時にケチをつけるのは、見ていてみっともないなと思います。
 
 基本的に私は自分が指名を貰っていた席のお会計は、後でチェックするようにしていました。ただ、ああいう夜の店のお会計って結構曖昧なところが多くて。店長のさじ加減一つで高くしたり安くしたりできるので。だから私もまたお店に来てもらいたいから、あまりにも高額でぼったくってた時は店長にも言っていました。だから納得のいかない金額であっても、声をあげて怒鳴り散らしたり暴れたりするのではなく、女の子の見えないところで店長と交渉してください。
 
 

「ありがとう」を言える人

 普段の生活の中でも「ありがとう」を、当たり前の場面で当たり前のように言える人ってなかなかいないですよね。夜の店なんかは特にいないと思います。やっぱりお客さんは高い金払ってきているから、偉そうにするのもやむをえないです。
 
 ただ、そんな中でも細かいところでちゃんと「ありがとう」って言えるお客さんもいます。例えば灰皿を変えた時とか、ドリンクを作ってあげた時とか。キャストとして「ありがとう」って言われなくてもなんとも思わないけど、逆にそういう細かいところで言われちゃったらめっちゃ好感度上がります。
 
 

共通点が多い人

 席について、初対面のお客さんと話すときに、私がよく心がけていたのは共通点を探すことです。初対面だと、とりあえず私から質問攻めします。年齢、住んでいる場所、仕事のこと、趣味、休みの日にしていることなどを質問し、共通点を探します。まぁ多くはそんなおじさんと女子大生の生活で共通する部分とかあんまりないので、スポーツとかなんとなく浅い知識がある話題で話を合わせるパターンが大半です。
 
 そういう状況の中で、ドンピシャ共通点がある人と出会えた時は「すごい!」ってなります。やっているスポーツが同じだとか、出身が同じだとか。本当の共通点が見つかると、深い話になっちゃって、最後話足りなく名残惜しくなり、また会いたくなります。
 
 

言い訳しないで楽しめる人

 友達のためにせっかく合コンをセッティングしてあげたのに、「タイプじゃなかったから、楽しくなかった」とか「ブスばっかじゃん、楽しめないよ」的なことを言われた経験がある人はいませんか?めちゃくちゃ腹たちますよね。もちろん人それぞれタイプはあるから、好みの人がいなかったのはしょうがないと思います。でも、その場を楽しむ努力をすれば、タイプの子がいなくても楽しめるはずですよね?
 
 夜の店でも無理やり連れてこられたのか、ノリの悪い人が意外といたりします。そういう人は「だったら来るな」って思ったりします。もちろん場を盛り上げるのはキャストである女の子側だけど、せっかくお金払って来てるんだから、みんなで楽しむために協力してほしいですよね。そういう協力してくれる姿勢が見れたら、立場的に偉そうだけど、また会いたいなって思います。
 
 
 
 ここまで上げてきたことをトータルすると、「また会いたい」って思う人は、「別れが惜しい人」ってことです。だから、女性でも男性でも、相手にまた会いたいって思わせるには、名残惜しくなるような別れを演出すればいいと思います。名残惜しくさせるには、印象を残さないといけません。いい印象というのは、上記のように「話が面白い」とか「共通点がある」とか、また、「笑顔がいい」とかいろいろあると思います。いい印象を残すことができれば、きっと「また会いたいな」って思わせることができます。
 
 それにこの話は何も夜職の接客時だけに通用することじゃなくて、普段の生活で好きな人やどうしても落としたい人ができた時にも使えると思うので、ぜひ参考にしてほしいです。