19歳で倒産に追い込まれた忙しい女子大生のおしながき

最近夜職を卒業しました。(借金返済しました。)

ローンの審査が通らない人必見!実際に審査で重視しているところを、教えちゃいます!

 

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 これまでの私の記事を読んでいただいた方は知っていると思いますが、私は大学1年生の時から、「信販会社」で事務・営業の仕事をしています。主な業務内容としては、まさにショッピングローンやオートローンの審査を担当しています。その3年間以上ものアルバイトで気づいた、審査の際に契約書で本当に見ている部分をこっそり教えちゃいます!(◎は重要度が高い箇所、△は重要度が低い箇所)

 

 

◎氏名

 当然ですが、これは見ます。字が綺麗とか汚いとかは関係ないけど、あまりにも汚くて判別がしづらいときは、誤った情報で指定信用情報機関(以降CIC)に問い合わせてしまって情報が出てこなかったりするので、審査に時間を要します。また、もっと最悪なのは、誤って情報をCICに問い合わせているので、別人の情報が出てきて別人の情報で審査されてしまうことです。自分は悪くないはずなのに、ローンが通らないっていう状況になってしまいます。あくまでも契約書です。氏名ぐらいは気合いを入れて綺麗に書きましょう。

 

 

 

◎生年月日

 生年月日は絶対に間違えずに書きましょう。名前の読みを1文字間違えたくらいなら、コンピューターも賢いので「この人じゃないの?」っていう情報を警告表示してくれますが、生年月日が間違えているとほぼCICの情報は出てきません。また、普通の人なら自分の生年月日間違えたりしないですよね?私たちも直接申し込み者と店頭で対面して審査しているわけではないので、自分の生年月日を間違える人は「詐欺じゃないか?」っていう目線で見てしまいます。だから、契約書の生年月日を書くときは、和暦か西暦かしっかり確認して正しく記入しましょう。

 あと、氏名と生年月日は普通間違えない箇所という認識を持っているので、訂正が効きません。契約書書き直しになるケースが多いので、二度手間な作業をしたくない方は丁寧に記入しましょう。

 

 

 

◎年齢

 これはまず、未成年か成人かどうかというところを見ています。というのも、未成年者単独での申し込みが難しいケースが多いからです。また、申し込み時の年齢より完済時の年齢を見ています。完済時に言い方は悪いけど、お亡くなりになっている可能性のある方や、今は働いているけど年金生活になって支払い能力がなくなるだろうっていう人には貸せませんからね。

 

 

 

△住所

 どこに住んでいるかはあまり見ていないです。だから高級住宅街に住んでようと、ど田舎に住んでようとあまり関係あまり関係ありません。ただ、沖縄の人なのに東京で申し込みがあったら、申し込みの経緯(例えば旅行できたとか)は聞くかもですね。

 

 

 

◎住居区分

 これは見てます。やっぱり自己所有か家族所有の家に住んでいる人の方が、毎月の家賃の支払いがないので優位ですね。住宅ローンは見ていないので。

 

 

 

 

△配偶者・家族構成

 これはコンピュータが「生活維持費」っていうのを計算するときに考慮してるみたいです。ただ人間の目では見ません。でも独身男性なのにレディース物の時計やバッグを買っていたら、プレゼントかなって疑います。プレゼントはクレジット対象外なので。

 

 

 

△居住年数

 これもあんまり見てないですね。まぁ居住が長い方が安定しているなーって感じるくらいです。

 

 

 

◎勤め先

 これはめっちゃ見ます。やっぱり誰もが知っているような大企業に勤めている場合は、返済能力が高いと判断します。逆に、自営業だったり小規模でネットで検索しても出てこないような会社の場合は、残念ながら信用度は下がってしまいます。

 ただ、本社に勤めてるか支社に勤めているかは全く関係ないので安心してください。

 

 

 

◎勤続年数

 これも結構重要です。日本は「年齢・勤続」で給料が決まるような年功序列の風潮がまだ色濃く残っているので、審査においても勤続が長いほどそれなりに稼ぎもあって、返済能力が高いと判断します。

 

 

 

△年収

 これは意外にもあんまり人の目では見てないかも。コンピューターが生活維持費の算定の際は考慮しているみたいですけど。なぜなら年収なんてあくまで自己申告だから。

 自営業の20代で、ネット検索してもHPも出てこないような会社だと、正直全くその情報を信用していません。でも今はパソコン1台でビジネスができる時代だから、個人事業主で本当に稼いでいる人とかもいますよね。それでも情報に信憑性がない場合は、情報として認めていないのが現状です。

 

 

 

△購入商品

 まぁそんな関係ないです。20代前半でベンツを買おうとしていようが、「身分不相応だなぁ」って思うぐらいで、身分に合わない高級車だから審査が通らないとかはありません。ただ最初に言っておきますが、高級車の場合大概20代前半だと全ての属性を考慮して審査した場合、支払い能力が低いと判断されてほぼ買えないのが実情です。

 

 

 

◎支払い回数

 これは申込者側が選べるので、自分の支払い能力をアピールする部分ではありますよね。支払い回数が少なければ月々の支払額はその分大きくなるし、回数が多ければ月々の支払い金額は少なくなります。だから、10年ローンの120回とかで申し込みなんかしちゃうと、「支払い能力ありませんよ!」って言っているようなものです。120回のローンなんて貸す側は貸し倒れのリスクが大きいし、120回払いしなきゃいけないような高額商品は完全に今買うべきものではありません。身分不相応です。

 

 

 

◎身分証明書

 これは結構重要です。最近だと免許証を持ってない人結構いますよね。免許証があるともちろん運転はできるんですが、それよりも大事なのが「顔写真身分証明書としての効力」です。顔写真が入った身分証明書ってあとはパスポートとかぐらいしかないですよね。でもパスポートって普段から持ち歩いたりしないし、やっぱり免許証が1番手軽で証明力が強いです。保険証は自分以外の人のものでも提示できるので、証明書としての効力は小さいです。だから、仮に普段車に乗らなくても、免許証は取得して持ち歩いておくべきです。

 

 

 

◎CICの情報

 これが審査する上で最も大事ですね。その人がクレジットカードで買ったものや割賦購入したものの支払い履歴を全部見ています。ちゃんと支払っていれば「実績がある」「支払い能力がある」と判断されます。だから、どんなにいい会社に勤めていて、どんなに年収が高くても、過去5年分くらいの支払い実績が悪かったらそれはダメです。審査に通りません。

 

 

 

まとめ

 これはあくまで私のアルバイト先の話なので、すべての信販会社・ローン会社・カード会社で共通している基準ではありません。でも、だいたいはどこもこんな感じかなぁと思います。

 ローンの審査が通らない人には何かしらの理由があります。CICのクレジットヒストリーが悪い人は問答無用で審査不可です。ただ、審査の上で保証人や頭金の追加をお願いすることがありますが、その場合はクレジットヒストリーはそんな悪くないけど、まだ状況弱いなって時です。だから、まだ審査を通せる要素があるんだから、できる限り信販会社やローン会社の指示に従って保証人をつけたり、頭金を出しましょう。読んでいただきありがとうございました!

 

 

参考:

www.1919az.com

 

 読んでいただきありがとうございます!!